「らんまん」面白くて、毎朝楽しみに観ています。
日本の植物学の父 牧野富太郎氏をモデルに激動の時代を、ひたすら愛する草花と向き合い続けた植物学者(ドラマでは槙野万太郎)の波瀾万丈の生涯を描いたドラマです。
毎日猛暑が続いていますが、それに負けないのが畑の雑草です。今日もドラマを見た後、万太郎が草花に接する時の、好奇心と愛情の表情を思い浮かべながら、草抜きをしました。万太郎曰く「雑草という草は無い!それぞれに名前があり、個性がある植物なのだ」
ニシキソウ
万太郎の言葉で言えば(よく出来た草じゃのう~おまんは、誰じゃ?)横に茎が伸びてその茎から根が生えて繫殖力の強い厄介な草です。茎を折ると白い液が出ます。皮膚に付着すると、痒みや赤く腫れる毒性を持った植物です。
「雑草のように逞しく生きる」とよく言います。夏の草花は、地面に張りついて横に広がって繁殖しますので丈夫な根を抜くのは大変です。
春咲く草花、タンポポ、スミレ等は、開花後種子が風に乗って広い範囲に飛んで根を下ろしたり、草花に触っただけで、種子が弾けて広範囲に種蒔きする草も有ります。植物も子孫を残す為逞しく生きている生きものなのですね
ツユグサ
ツユグサも夏の草花です。茎が地面に這って分岐しながら増殖します。
この草は少し、目立ちたりやなのかな?ぎっしり生えた草の中でも、青い可愛い花が顔を覗かせています。存在感をアピールしているのでしょうか?朝咲いて午後は萎む1日花です。
茎、葉を天日干して、煎じて飲むと解熱、下痢止めに効果があるそうです。
外にもドクダミとかゲンノショウコ、スギナ等薬草が沢山有ります。万太郎も長屋の皆さんとドクダミを干していました。
スベリヒユ
乾燥耐性があり、畑、路傍、荒地等日当たりの良い場所に自然に生えてよく増える。
畑作には害草ですが、食べられる野草でもある。画像をクリックして詳しく見て下さい